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「小学校の親子行事」親子で姿勢改善の体操

福本智恵子

福本智恵子

テーマ:講演・研修会




先日、岡山市立鹿田小学校の親子行事に講師として招いていただきました。
「親子で楽しく遊びましょう!!」


元気いっぱいの3年生130人、その保護者のみなさまと担任の先生方が
体育館中に響き渡る大きな声で挨拶をしてくれました。
仕事をされている保護者も多い中、
ほとんどの方が参加されていたのには驚きました。
お父さんの参加も多く、子どもの教育に熱心な家庭が増えてきているようです。

今回のお話は、このコラムを読んで下さったPTA役員の方から
ご依頼をいただいたものでした。
「子どもの姿勢」に興味を持ってくださったのです。
「子どもの姿勢」とともに「大人の姿勢」にも
意識を向けていただけるような内容にしました。


まずは、「姿勢」についての質問。

「自分の姿勢が気になる人」と尋ねると、
大人は全体の3割くらい、子どもは2割くらい。

小学3年生ですでに自分の姿勢が気になっている子どもがいるのです。
それは、周りから云われるからかもしれません。
しかし、自分でも感じている子どもがいるという事実を
大人は受け止めなくてはいけませんね。



今回お伝えしたのは【アクティブ・コンディショニング】
~こころとからだを育む体操~


「姿勢」は学力につながります。
教育の現場にいらっしゃる先生方はそれを実感されています。

【アクティブ・コンディショニング】は、安定した「姿勢」を作ります。
その「姿勢」は、効率の良い「動き」の基礎なのです。


【アクティブ・コンディショニング】では姿勢と動きの変化を感じていただきます。
自分自身で、親子で。
子どもたちもちゃんと分かります。今、自分のからだがどうなっているのか。






さて、実際の体操はとても簡単な動きばかりです。
途中で「もう1回やりたい!!」とリクエストも出ました。
大人には少々大変な動きでしたが、子どもには楽しい動きだったようです。


姿勢は始まりの時よりも良くなった感覚を親子ともに感じました。
横から見た「姿勢」は背中がスッと伸びてきれいになりました。

特に「片足立ち」での変化は顕著でした。
最初は全体的にかなりぐらつき、力んでいましたが、
【アクティブ・コンディショニング】の後は、すごく安定していました。
スッと立てて楽なのです。

動きではかけっことスキップで体感しました。
子どもたちのかけっこはスピードが増し、スキップも軽く速くなりました。
大人のスキップはとても軽やかになりました。


「動く」ためには「姿勢」が安定する必要があります。
今回の【アクティブ・コンディショニング】はほんの一部を体験していただきましたが、
からだの変化に大きな驚きと喜びを感じていただいたようです。


最後に子どもたちから「楽しかった~~!!!」の声。
子どもたちは無限の可能性を持っています。
動くことが楽しい、できるともっと楽しい、上手になるともっともっと楽しい。


みんなが持っている無限の可能性を引き出し、
笑顔いっぱいの未来を創りたいですね。


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福本智恵子
専門家

福本智恵子

Cosmos(コスモス)

「良い姿勢」とは「まっすぐ立つ」こと。それはヒトが生まれたときに遡る。約1年間をかけた発育発達過程を、赤ちゃんから大人まですべての人が学習・実践でき、「良い姿勢」と「効率の良い動き」が作れます

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