介護の仕事による腰痛の予防と改善に必要なお腹の筋肉の働き
昨日の山陽新聞で「マイベストプロ岡山」の紹介をしていただきました。
私はコンディショニングトレーナーを生業としています。
たくさんの方々にお伝えしていることは
「ご自身が本来持っている可能性を引き出す」ことです。
そのためのキーワードが
【体幹(コア)】
【姿勢】
【調える(コンディショニング)】
前回のコラムでは中学生の姿勢のコンディショニングについて書きました。
今、子どもの体に起こっていることを多くの方に知っていただきたいと思い、
今回も子どもについての内容で書きます。
子どもに関わる方々には実践していただきたいことがあるのです。
そんな想いをある方に伝えたところ、岡山市内で幼稚園・小学生・中学生の
お父さん・お母さんと『子どもの姿勢を考える勉強会』を企画していただきました。
「姿勢が悪い」
「変なケガをする」
このような事実は学校の先生も親も知っています。
が、これは氷山の一角が見えているだけ。
この事象の下にはとっても奥深いことがあるのですが、
私達の目にはなかなか見えないため、先生も親も気がついていないのです。
ここでのキーワードが
【体幹(コア)】
【姿勢】
【調える(コンディショニング)】なのです。
親の子ども時代には起こらなかったことが、今は低年齢化して起こっています。
例えば、肩こり・腰痛。
大人になるとはあたりまえのように持っていますが、
いつからかと考えると学生時代からという答えが返ってきます。
しかし、今は小学生に肩こりがあります。
先日耳にした話では、4歳児が「こしがいたいからあるけない・・」と
云ったそうです。
そのお子さんは疾患があるわけではなく、今はしっかりと歩けています。
大人が「痛い」とか「凝る」こと自体、本来の体が持っている機能が
上手く発揮できていないことの証明です。
それで良いわけがありませんが、子どもに同様のことが起こっている今、
正しい知識を持ち、早急な対応をする必要があります。
勉強会の最後にあるお母さんは「(今の子どもたちは)重症ですね」と。
そうなんです。
今の状況をしっかりと受け止め、何をしなければいけないのか、
これは大人の責任なのです。
あたりまえの子育てが今の子どもを作っています。
つまり、普通に育てているのに、姿勢が悪く、ケガをしやすい体になるのです。
ヒトとしての本質、ここをしっかりと育ててやることが
親や子どもに関わる大人が、今しなければいけないことです。
「子どもの姿勢」がほんの少しでも気になる方は、10月2日の勉強会にどうぞ。
「目からウロコ」「知らなかった・・」「もっと早く知りたかった」
「子どもの姿勢が腑に落ちた」「自分の体のこともよく分かった」
参加された方からはこのような感想をいただきました。