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福本智恵子プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

不良姿勢

テーマ:よい姿勢・正しい姿勢・美しい姿勢


あなたは自分の姿勢をどう思っていますか?
悪い、気になる、良くはないなどでしょうか。

では、自然に立っている姿勢、または、自然に座っている姿勢をしてみましょう。
さほど力んではなく、いつもの姿勢ですね。
その姿勢の背骨の弯曲(カーブ)を頭に思い浮かべてみましょう。

これからいくつか質問をしますので、体で表現してみてください。


① 良い姿勢はどんな姿勢ですか
② 正しい姿勢はどんな姿勢ですか
③ 美しい姿勢はどんな姿勢ですか
④ 楽な姿勢はどんな姿勢ですか


さて、①から④の姿勢はどのようになったのでしょうか。
それぞれが違う姿勢になりましたか。
それとも何パターンかに分かれましたか。
すべてが同じでしたか。
あなたがとった①から④の姿勢の背骨の弯曲(カーブ)は、
最初の自然な姿勢で想い浮かべた時と同じでしたか。

ほとんどの方は①②③はほぼ同じで、④だけが違うのではないでしょうか。
最初の自然な姿勢の背骨の弯曲(カーブ)は①②③では、まっすぐに近くなり、
背中や腰に力を入れて保とうとしませんでしたか。
④の楽な姿勢になると、最初の自然な姿勢よりもさらに背骨の弯曲(カーブ)が
大きくなり、猫背のように背中側に凸状になりませんでしたか。
背中や腰の力はかなり抜けているかもしれません。


普段の姿勢は何番に近いでしょうか。
その姿勢を保つためにいつも力を入れているところ、緊張が続いて脱力できないところ、
硬いところ、凝りや痛みを感じるところなど、スッキリしないとか不快感が常にある
ということはありませんか。

特に、④の楽な姿勢が①②③に比べ、頭の位置が下に下がり(座高や身長が低くなるように)、
背中が丸くなった方は、首・肩・背中・腰に不定愁訴がある方が多いです。
これらはほとんどが不良姿勢から起こっています。
だったら①②③のように背骨の弯曲(カーブ)が真っすぐに近くなるようにしたら
良い姿勢になるのではないかと思うでしょう。


実は、①から④まではすべて同じ姿勢なのです。
つまり①=②=③=④です。

私達の美しい姿勢は、見た目も良く、アライメント(骨の配列)が正しい位置にあり、
無駄な緊張はなく楽な姿勢なのです。

①②③が楽ではない方は、美しく正しく良い姿勢からかけ離れた状態にあるということです。
首や背中や腰に力を入れたからだの使い方は間違っています。
使い過ぎによって、あるいは使わなさすぎによって関節や筋肉を酷使していませんか。

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福本智恵子
専門家

福本智恵子

Cosmos(コスモス)

「良い姿勢」とは「まっすぐ立つ」こと。それはヒトが生まれたときに遡る。約1年間をかけた発育発達過程を、赤ちゃんから大人まですべての人が学習・実践でき、「良い姿勢」と「効率の良い動き」が作れます

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