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下田茂

アイデア等を特許・商標等の権利にするプロ

下田茂(しもだしげる) / 弁理士

みらい国際特許事務所 長野オフィス

コラム

知財を活かす地元企業(7)

2019年11月16日

テーマ:地元企業

コラムカテゴリ:法律関連

 令和の時代に入り、新たな時代に向けて頑張っておられる知財を活かした地元企業(主に中小の方々)をご紹介しています。
 今回は、ベンチャー企業、いわば自分で起業して頑張っておられるケースをご紹介したいと思います。
 組織の一員として働くよりも、自分の考え出したアイデアを商品化し、小さくても自分の会社を持ちたいという夢を持っている人は少なくないと思います。
 今回は、その夢を実践している「エーフィールズ株式会社」をご紹介したいと思います。社長さんは、根っからのアイデアマンです。こんなものが世の中にあったら便利!なのでは、人助け!になるのでは、とのスタンスから色々な商品化の構想を持っておられます。
 もちろん、一つの商品であっても、その商品化は容易ではありませんが、最近、商品化したものに、次のルーフ付のベンチがあります。
              
 世の中に有りそうで無いベンチです。既に、新しいデザインとして認められ意匠登録(登録第1548777号)が成立しています。また、特許も出願中(特開2017-131306号)であり現在は審査の結果待ちです。
 セールスポイントは、日除け/雨除けのルーフとベンチが一体になっており、下図のように、ワンタッチで折り畳むことができます。このため、容易に移動したり保管することができます。
    
 個人ユースの他、ホテルやデパート等の入口に置いて、お年寄りなどがちょっと一休みしたり、デートの待ち合わせ等に便利に利用できるのではと思っています。
 ベンチャー企業を立ち上げる場合、取引や協力関係、さらに商品購入者にとっては、ブランドの確立された企業と比較されると、どうしても、信用度や安心度を得る点で不利になります。
 しかし、このような不利な面をカバーするものとして知的財産権があります。特許権や商標権等の知的財産権は、単に、権利の有り無しの価値のみならず、以前のコラム(ベンチャービジネスと知的財産…Ⅳ)でも書きましたが、その派生的効果として、技術力や信用力の基礎にできる重要なツールになります。
 ベンチャー企業やスタートアップ起業、更には個人で起業する方などは、このような派生的効果が得られる知的財産権(知的財産)を有効に活かしつつ、自身の立ち上げた会社を更に発展させて行ってほしいと思います。

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