「お中元のマナー」  ④ 贈り方について

長野淳子

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テーマ:暮らしの中で

この時期は、店頭やカタログなどでお中元商品を紹介する店が増えます。
趣向を凝らした魅力的な商品の数々は、眺めるだけでも楽しく、
「あの方が喜んでくれそう!」 と、ワクワクした気持ちになれるものです。



贈り方について

「お中元」 は、本来訪問して直接手渡すのが正式ですが、
最近はデパートなどから配送するのが一般的になっています。

贈る場合は、品物の到着に合わせたタイミングで、贈った旨を手紙で伝えます。
先様に丁寧な印象を与えると同時に、届くまでの 「楽しみ」 も感じてもらえます。

生ものを贈るときは、品物が到着する前に手紙が届くように配慮し、
相手が在宅している時間帯に届くように手配しましょう。




こんな時どうする?

◆ 届いたかどうか、確認したい時は?
品物が無事届いたかどうか先方に聞くのは、相手にお礼を催促しているようで、確認しにくいもの。
現在は、宅配便でもデパートからの発送でも、伝票番号で先方に届いているかだけでなく、
いつ受け取ったかもわかるようにシステム化されているので、発送元に確認をするといいでしょう。

◆ 頂いた場合の返礼は?
原則としてお返しは不要ですが、はがきや手紙ですぐにお礼を伝えます。
お返しがしたい場合は、別の時期に 「御礼」 として品物を贈るか、旅のお土産などを贈るといいでしょう。
品物の金額は、贈られたものの半額程度が目安です。

◆ 頂いたものが壊れていた場合は?
贈ってくれた人の責任ではないので、先方には言わない方が無難です。
できるだけ早く、宅急便やデパートなどの発送元に連絡をして、対応してもらいましょう。



河北新報に 「お中元のマナー」 の記事が掲載されました!
http://www.stage-up.info/person/cat1/post-291.php

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長野淳子(講師)

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言葉には話す人の思いが宿ります。「生きた言葉」を日頃から使って、物事を人生をいい結果に導きましょう。ステージ・アップは、司会・朗読・講演・講座など様々なシーンに合わせて「生きた言葉」をお届けします!!

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