「母のことば」 ～どなたかお身内にご不幸でも？～
「お目にかかるのを楽しみにしていました！」
これは先日、ある会社に講演会に伺った時に、担当の方から言われた 「嬉しいひと言」 です。
私を迎え入れようという、「ウエルカムの気持ち」 が強く伝わってきました。
当然、話も弾みます。
その担当の方は、ニコニコしながらこう言って下さいました。
「長野さんのブログ、拝見しています。特に 『新幹線の話』 はどれも面白いですね。」
そうです。この担当者は、私のブログを読み、私のことを事前にリサーチしていたのです。
初対面の人と会う時、相手の情報を前もってどれだけ掴んでおくか。
これはとても大切な事です。
相手に対して興味を持ち、どんな考えを持っている人なのか、これまでどんなことをしてきたのか、
いくらかでも情報を持っているのと、全然知らないのとでは、その後の進展に大きな差がでます。
黒柳徹子さんが司会を務める長寿番組 「徹子の部屋」 で、
黒柳さんは、その日のゲストの情報をメモにして、テーブルの上に置いています。
時々画面の黒柳さんの手元近くに、そのメモが映ることがありますが、
横長のメモが3枚ぐらいあったりします。
「インタビューの初めに 『御出身はどちらですか？』 などと言う質問をするのは、愚の骨頂」
「相手に対して失礼」 と、徹子さんは言っています。
同感です。
今は、調べようと思ったら、いくらでも情報は手に入る便利な時代になりました。
人とコミュニケーションをとる上で、心したいことのひとつと言えるでしょう。
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