「挨拶上手は 仕事美人」 (その2)

長野淳子

長野淳子

テーマ:ビジネスマナー

「挨拶」 は 「言葉」 だけでなく、きちんと 「心」 を込めて行うべきもの。
「心」 がこもっていれば、その気持ちは自然と 「行動」 に表れます。

これが 「お辞儀」 です。
「言葉」 「心」 「行動」 の3つが揃って、「挨拶」 は初めて成り立ちます。

「お辞儀」 の種類

相手に対して、敬意や感謝、お詫びの気持ちを表す行為として 「お辞儀」 があります。
頭を下げる角度により 「会釈」 「敬礼」 「最敬礼」 の3種類があります。
また、言葉と同時にお辞儀をする 「同時礼」 と、言葉の後にお辞儀をする 「分離礼」 があります。


◇会 釈(15度)・・・軽い挨拶。相手の目を見てから、軽く頭を下げます。
 場 面:すれちがった時・要件を承る時・人に話しかける時 など
 言 葉:こんにちは・かしこまりました・失礼いたします

◇敬 礼(30度)・・・相手と向かい合ってする、日常的なお辞儀。
 場 面:出迎えの時・挨拶をする時・感謝の気持ちを表す時・見送る時 など
 言 葉:いらっしゃいませ・お待たせ致しました・おはようございます・ありがとうございます

◇最敬礼(45度)・・・最も丁寧なお辞儀。腰から深くゆっくりと頭を下げます。
 場 面:お詫びの時・深い感謝を伝える時・遠くから見送る時 など
 言 葉:誠に申し訳ございません。・誠にありがとうございます。


いづれの場合も 「その場に合った挨拶」 をすることが大切です。
そして、いつも 「気持ちが伝わる挨拶」 を心がけたいものです。


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