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理念策定の第一歩目

田丸伸二

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テーマ:経営理念

中小企業経営において、経営理念は判断の軸となる大切な存在です。理念策定の第一歩は、「創業の原点」と「未来の目標」を言語化することです。

経営理念は「会社の判断軸」

日々の経営では、売上、人材、取引先対応など、経営者が判断を求められる場面が数多くあります。
その際に支えとなるのが「経営理念」です。

特に中小企業では、経営者の考え方が会社全体に大きく影響します。だからこそ、経営理念を明確にしておくことで、従業員との方向性が揃いやすくなります。

難しく考える必要はありません。
「なぜ創業したのか」「これからどんな会社にしたいのか」を整理してみましょう。それが理念策定の第一歩です。

創業の原点を言葉にする

経営が忙しくなると、創業当初の想いを振り返る機会は少なくなります。
しかし、その原点には経営理念のヒントが多く含まれています。

例えば、ある製造業の経営者は、「地域の会社に喜ばれる仕事がしたい」という想いで独立しました。
この考えを従業員と共有したところ、「納期を守る」「困りごとに丁寧に対応する」といった行動が自然と増え、社内の雰囲気も変わっていきました。

創業時の想いは、会社らしさを作る大切な土台になります。

未来の目標を言葉にする

もうひとつ重要なのが、「これからどうなりたいか」を明確にすることです。

売上や利益目標ではなく、
•どんな会社として地域に必要とされたいか
•従業員にどんな働き方をしてほしいか
•お客様とどんな関係を築きたいか
を言葉にすることで、経営の方向性が見えやすくなります。

経営理念策定は、難しい理論ではなく、経営者自身の想いを整理する作業です。

紙に書き出してみるだけでも、新しい気づきが生まれることがあります。

「何から始めればよいかわからない」という場合は、第三者と対話しながら整理する方法も有効です。小さな一歩からでも、理念づくりは始められます。

※テーマ別コラム
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コンプライアンス・ハラスメント教育
経営理念

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田丸伸二
専門家

田丸伸二(中小企業診断士)

たまる中小企業診断士事務所

30年以上の管理部門経験を持つ中小企業診断士が、中小企業の内部統制・リスクマネジメント・コンプライアンス教育を支援。ガバナンスを整え、中小企業の経営改善と持続的成長を実現します。

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