滋賀県の死亡交通事故

笠中晴司

笠中晴司

テーマ:時事ネタ「交通事故」

7月17日の新聞に掲載されていました,滋賀県内の新名神での死亡交通事故。

新聞にある情報しかわかりませんが,軽自動車に乗車されていたお二人の女性がトラックに追突されて死亡され,ほかにも怪我をされた方もいたそうです。
死亡された方のご冥福とお怪我をされた方の1日も早いご回復をお祈りいたします。

ここからは,今回の事件のことではなく(今回の事件の詳細は新聞記事以上知りませんので,あやふやなことは言えません),一般的な話になることをあらかじめ,おことわりします。

高速道路は,トラックなど営業用車両も多数走っており,なかには,ふらついているように見える危ない車もいます。

私が以前,裁判所の傍聴席で見た同種事件(トラック運転手による高速道路での死亡交通事故)の刑事裁判で強調されたのは,事故を起こしたトラック運転手(刑事被告人)の過酷な勤務状況と過労運転の主張でした。
それも同種事件がいくつかあり,いずれもそのような感じの主張でした。

テレビ等を見ていても,トラック運転手さんなどの過酷な勤務状況が協調される報道は多数あり,そのような勤務が常態化している会社も多数あるということでしょうか。
また,高速バスの中には,過酷な勤務状況にある会社があることも昨年明らかになりました。

これからは,夏休みに入り,レジャーも含めて,高速道路を利用される方も多数おられるかと思います。

いくら,自身が気をつけていても,相手から事故を起こされる可能性もありますので,周りを見て,危なそうな車からは,できるだけ離れるということも意識されてはいかがでしょうか。

もちろん,追突だと後から来られるので回避しようもないものですが,せめて,渋滞で停止される時は,ハザードランプで後続車両に注意を促しましょう。

いずれにしても,車の運転というのは,自身が事故を起こして相手に「怪我をさせるリスク」とともに,自身が「怪我をさせられるリスク」も背負ってのものということは,忘れてはならないのでしょう。

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笠中晴司
専門家

笠中晴司(弁護士)

丹波橋法律事務所

大学卒業後,民間企業(地元銀行)で10年間勤務。その後,志をもって弁護士を目指し,弁護士になってから丸17年の経験を積みました。経験に基づく,バランス感覚は,他の弁護士より優れていると自負しています。

笠中晴司プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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