バルーンポンプの使い方【おうちで遊ぼう!】
前回に引き続き、バルーンの扱い方を説明します。今回のコラムで、いよいよ犬を作る準備が整います。
※過去2回分のコラムも合わせてご覧ください。
バルーンポンプの使い方
https://mbp-japan.com/kyoto/jugglertakyu/column/5051866/
バルーンの口を結ぶ簡単確実な方法
https://mbp-japan.com/kyoto/jugglertakyu/column/5052264/
ひねる際の3つのポイント
コラムで取り上げる3つのポイントを先に紹介します。
・犬を作るときは、膨らませるのは半分くらいで十分
・ひねるときは、空気を逃がす感覚で
・書籍・ネットの解説の長さより、指の本数を目安にすると覚えやすい
えっ、そんなに短くて大丈夫、と思うくらいで大丈夫!
初めてバルーンに挑戦する方がやりがちなのは、バルーンをめいっぱい膨らませてしまうことです。犬やウサギなどの動物を作るときには、実際には半分くらいで十分です。下の写真くらいです。
こんなに短くて大丈夫なの?と心配になったかもしれませんが、実際このくらい短いのです!その理由は2つめのポイントと関連が深いため、後ほど解説しますが、バルーンが膨らんでいない「ゆとり」の部分をたくさん残しておくことを強く意識してください。
※花やリースなど、めいっぱい膨らませる作品もあります。そちらは後日紹介します。
ひねりながら空気を逃がす
バルーンをひねるときに、空気がパンパンになって割れそうで怖いと思う人が多いかもしれません。空気がパンパンにならないようにひねるには、コツがあります。
・膨らんでいない部分に空気を逃がしながらひねる
バルーンをひねる際に、膨らんでいない先っぽの方に空気を送りながら、パンパンにならないように空気の量を調整します。文章だとわかりづらいかもしれませんが、何回か練習すると、体でコツを覚えますので、安心してください。そして1つめのポイントと関連して大事な点があります。
・空気を先っぽの方に送りながらひねりますので、膨らんでいない「あそび」の部分は、ひねるたびに段々短くなります。
ですので、
・犬のようにひねる工程の多い作品を作るときは、空気を膨らませない「あそび」の部分をたくさん残しておくことがとても大事です。
犬を作るときにめいっぱい膨らませてしまうと、段々空気の逃げ場がなくなってしまい、とても割れやすくなってしまいます。「あそび」をたくさん残しておくのが大事なポイントです。
指の感覚が大事
バルーンアートの書籍やインターネットの解説サイトでは、「頭の部分は3センチ」など、具体的な数値が書いてありますが、数字は絶対に守らなければならないものではなく、一応の目安だと思ってください。ですので、定規で測ったりする必要はありません。
多くのプロの大道芸人が、自分の指で何本分かを目安にしています。実際に完成品を手にとって、それぞれのパーツが指何本分か見ておくと、習得も早いです。
ネットや書籍では「指2本分」といったあいまいな表現をするわけにはいきません。私も書籍を執筆した際には、普段指の感覚で覚えているものを、わざわざ定規で測りなおしました。マイベストプロ京都のコラムでも、目安として「○センチ」と表記しますが、多少ずれてても心配いりません。
ちなみに、慣れてくると、バルーンの空気の量も指の感覚でわかるようになります。「ちょっとパンパンすぎるから、空気を逃がしておこうかな」といった調整を無意識にできるようになったころには、様々な作品が簡単に作れるようになっているに違いありません。
次回いよいよ犬の作り方に入ります。
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