「どうしたらいいか分からない」あなたへ贈る、最初の一歩

フレデリック・ラングブリッジの有名な言葉に、
こんな一節があります。
「二人の囚人が鉄格子から外を眺めた。一人は泥を見た。一人は星を見た。」
この言葉を、あなたはどう受け取りますか?
星を見た人は希望を見ていて、
泥を見た人は現実の苦しさに目を向けている——
そんなふうに、
星=ポジティブ、
泥=ネガティブと捉える方も多いかもしれません。
一方で、
希望だけに目を向けるのではなく、
実際に外にでるには、足元の泥にも
注意を向ける大切さを感じる方もいるでしょう。
同じ状況にいても、
どこに意識を向けるかで、
その後の行動も結果も変わってきます。
人生には、誰にでもつらさや悲しみ、苦しみがあります。
そんな時こそ、
自分を俯瞰できるように「一度立ち止まること」が大切です。
苦しい状況では視野が狭まり、判断力も鈍りがちです。
少し場所を変えてみる、
話を聴いてくれる人に会ってみる、
自分が落ち着ける時間をとる——
そんな小さな行動が、
自分を整えるきっかけになります。
思い返せば、過去に乗り越えた「困難」が、
今のあなたを支えていることに気づけるかもしれません。
「塞翁が馬」というように、
不運に見えた出来事が、
後に幸運に変わることもあります。
「難」がない人生は、“無難”な人生。
「難」がある人生は、“有難い”人生。
あなたは今、どちらの人生を歩んでいますか?
そして、これからどちらを歩みたいですか?



