高知県の共稼ぎ率は?
9月の消費者物価指数は2.9%上昇!

総務省が24日発表した9月の消費者物価指数(CPI、2020年=100)は変動の大きい生鮮食品を除く総合が111.4となり、前年同月と比べて2.9%上昇した。上昇率の拡大は4カ月ぶり。
政府が前年に電気・ガス料金の補助を実施した反動で、エネルギー価格は2.3%の上昇と3カ月ぶりにプラスに転じた。電気代は3.2%、都市ガス代は2.2%上昇した。今夏の電気代・ガス代補助は前年の「酷暑乗り切り緊急支援」より規模が小さかった。
生鮮食品を除く食料は7.6%上昇した。2カ月連続で伸び率が縮小した。コメ類の上昇率は49.2%で、8月の69.7%より下がった。
コメ類は前年の夏ごろから出回り量の減少や物流費の高騰によって価格上昇が目立ち始めた。前年同月と比べた伸びは一服しつつあり、生鮮食品を除く食料の上昇率を押し下げる方向に働いた。備蓄米は集計の対象外で、コシヒカリなど銘柄米の値動きを調べている。
チョコレート(50.9%)や、昨秋からの鳥インフルエンザの影響があった鶏卵(15.2%)などは高い伸びが継続している。
訪日客などの旅行需要の拡大で宿泊料は5.8%上昇した。1月に保険料水準が引き上がった影響で自動車保険料は4.1%上がった。



