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『積立投資126の法則』を聞いたことがありますか?
これは、積み立てた元本が2倍になるまでの <年数や利率> が簡単に計算できる法則です。
積立投資や積立預金を行い、1カ月複利で積み立てた元本が2倍になるまでの年数や利率が求められます。
・例えば、<利率2%であれば 126÷2(%)=63年>
・運用年数から「利率」を求めたい場合は、
<運用期間20年であれば 126÷20(年)=6.3%>
来年2024年よりNISA制度の恒久化や非課税投資枠の拡大が開始される予定です。
・20代など若い世代は老後まで40年以上の運用期間があり、非課税制度が無期限になるのは非常にメリットが大きいです。
例えば、23歳~65歳まで42年間働くとして、その間ずっと積立投資をし、平均3%で運用出来れば、投資元本はおおよそ2倍になります。
<126÷42年=3%>
仮に老後資金が3,000万円必要であれば、積立元本は半分の1,500万円で済みます。
・40~50代は若い世代に比べて運用期間は短くなりますが、ある程度金融資産がある、収入が多いなどにより、資産の一部を新NISAの成長枠で運用し、積立投資枠を併用する、あるいは積立投資枠で多めの額を積み立てるプランも考えられます。
『126の法則』以外にも、
・1.5倍になる『76の法則』
・1.25倍なる『43の法則』もあります。
ポイントは、時間を味方につければ少額の積み立てでもまとまった資産が作れます。
将来の『安心で安全な老後生活』実現のためには、公的年金で足りない金額を早い時期から積立投資することが必要です。
*これは、慶応義塾大学理工学部教授・日本FP学会理事 枇々木規雄氏が考えた法則です。