足の健康をサポートする足の保健靴&オーダーインソール
「外反母趾の改善に役立つタオルギャザー運動で、足指の筋力を鍛えてます。」と話す女性の「足と靴のご相談」を承りました。
履いてきた靴を拝見すると、靴先のスリムなフラットヒールのカッターシューズでした。
「タオルギャザー運動を頑張っているのに、普段履いている靴で足指を閉じ込めたのでは運動効果が相殺されてしまいますよ」とアドバイスしたら、「えっ、そうなんですか?」とビックリされていました。「ヒールのフラットな靴なら足に良いのかと思っていたのに…。」と少し残念そうでした。
足と靴との関係って、足の機能が理解されていないと分かり難いですよね…。
足には、なぜ手と同じ5本の指があるのでしょうか?
手は物を掴んだり作業をしたりするので、指が5本あることを自然に受け入れていますが、足の指はいったい何をしているの・・・?
実は足の指は地面を掴んで足首を支えて身体のバランスを保つという重要な役割を担っているのです。
逆立ちをする時、自然に手の指を大きく広げていると思いますが、なぜでしょう?
手の5本の指が床を掴んで手首を安定させることで、逆立ちした身体のバランスを保つからです。手の指をすぼめていたら手首が安定せず、逆立ちが上手く出来ません。
ですから、足の5本の指も地面を掴んで足首を安定させて身体のバランスを保っているのです。
足の5本の指が身体のバランスを保つ土台としての機能を靴先で閉じ込めてしまえば、足は基本的な機能を発揮できなくなり、立ったり歩いたりする行動でのバランスを崩すことに繋がり、足だけでなく、足首や膝などにも負担を掛けて、やがては痛みを伴うようになるリスクが高まるのです。
足は自立を支え、健康寿命を支えるという大事な機能を担っています。
ですから足の健康が損なわれると、立ったり歩いたりするのが辛くなり、行動範囲が制限されることによって、ますます運動不足になって筋力の低下を招いてしまいます。
実は足の機能低下の原因の多くは、病気や事故によるものでなければ、そのほとんどが生活習慣によるものだと言えるのです。
例えば機能よりもデザイン重視で靴を選んだり、正しい靴の履き方や歩き方を怠ったりと、そんな生活習慣が続くことで、次第に足の健康を損なうことになるからです。
一般的に、足の健康に対する知識や意識は、他の健康に対する関心と比べても低いのではないでしょうか?
現実には60歳を過ぎた頃から実際に足の衰えを感じるようになって初めて、「足の健康」を意識したという方がほとんどだと思います。
そんな足の健康に対する知識や関心を若いころから持っていただき、自立や健康寿命を支える足の健康維持が日常生活の中で守られる事によって、高齢を迎えてからの生活の質の向上に繋がるのだと思います。
只今、「足の無料カウンセリング」のご予約を受け付けています。
「足の無料カウンセリング」は、お一人様30分~50分ほどのお時間を要しますので、あらかじめお電話で日時のご予約をお願いいたします。
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