米国における中間所得層の没落で高まる不満は明日の日本の姿かも・・・
とうとうここまできたか・・・。
と考えさせられるニュースが伝わってきました。
なんと、大学の研究を軍事用にも認め、予算を付けられるようにするという議論が始まったのです。
例えば、民生用で有害物質を取り除いて環境浄化をする研究にはなかなか予算が付かないのに、毒ガス兵器などから兵士を守るガスマスクに応用するという研究に目的を付け加えたとたん、軍事研究として予算が貰えるというのです・・・。
うーん、足のトラブルや障害に悩む人に対する健康靴の研究開発には、自分たちで予算を付けて地道に進めていくしかないのに、兵士たちの足元を守り戦闘をサポートする軍靴として研究開発すれば、予算が貰えるかもしれないという事ですよね・・・。
今までは、大学は軍事目的に資する研究をする事自体を禁じられていたのですが、これからはそれを認めるという方向に舵を切ろうとしているわけです・・・。
確かにH2Aロケットに核弾頭を乗せれば大陸間弾道弾になるわけで、民生用と軍事用は紙一重という意見も分からなく無いわけではありません。
映画の世界では「シン・ゴジラ」で、山手線などの列車がゴジラを攻撃する兵器として使われていましたから・・・。
でも、軍事用の研究をすれば予算が付きやすいという環境を作ってしまうような提案は、ちょっと心配ではありませんか・・・?
研究開発の面でも軍事化を認め、ヘタをすると奨励する事にもなりかねないわけで、研究開発の目的自体が大きな方向転換を迫られるような重大な提案ですので、もっと慎重に議論して慎重に判断されるべき事柄ではないでしょうか?
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