戦争と平和

小黒健二

小黒健二

テーマ:ニュース雑感

8月に入ると6日、9日そして15日と先の大戦の惨禍の記憶を手繰り寄せ、反省の思いを新たにする時期がやってきます。

国と国とが軍事力を行使して自分達の利益を追求する事がいかに愚かしい事かは歴史が示している通りですが、軍事力を背景にした圧力の行使を納める事は難しいようです。

自衛手段としての力や武器の行使を認めると、極端な例としてのアメリカの銃社会のようになってしまうのではないでしょうか?

積極的平和主義とは軍事力による平和維持や自衛権の行使も辞さないという事ですから、やはり戦争に繋がりかねない事態を含んでいます。

国と国の対立では、お互いに正当な利権の行使が主張されます。
話し合いでは解決出来ない主張の背景には、より現実的な力の脅威があり、その関係の方が影響力を持つので抑止力を高める必要があるのだという理屈の先には、歯止めの利かない軍事力の拡大競争があるのみです。

実は軍事力によって破滅的な戦争の抑止が保たれているのだという主張を耳にすると、人類が破滅しない限りの戦争は止めようがないと言っているようにも聞こえます。

お互いに主張する正当な利権はそれぞれが正当だとして譲らないので、最後は力の行使に頼らざるを得ないのでしょうか?

力を誇示し合うのが現実であって、力に頼らない世界平和など単なる空想や理想の産物で、現実にはなんの役にも立たない夢想なのでしょうか?

殺伐とした思いに駆られる今日この頃です。

「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/
yahoo知恵袋 http://chiebukuro.yahoo.co.jp/my/yc_fhviq
Twitter https://twitter.com/RobinFootOguro

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

小黒健二
専門家

小黒健二(シューフィッター)

有限会社ロビンフット

足のトラブルの原因は様々ですが、病気や事故が原因でなければ、多くの場合が生活習慣による足の筋力の低下によるものです。「足のカウンセリング」は、生活習慣の見直しと運動による自己管理もアドバイスします。

小黒健二プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

足の健康を守る“足と靴のアドバイザー”

小黒健二プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼