外反母趾 その4

小黒健二

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テーマ:外反母趾

外反母趾になるのは圧倒的に女性が多いという現実があります。
また、外反母趾とセットになって内反小趾(ないはんしょうし)になっている事がほとんどなのですが、足の小指の変形はあまり気にされる事がありません。

女性に外反母趾が多いのは、女性と男性では靴や足の大きさに対する美意識が違うせいもあるのではないかと考えています。
女性は足をスリムに華奢に見せようとしますが、男性はがっしりとボリューム感豊かに見せようとするからです。

つまり、女性は足指の動きを束縛するような靴を履く機会が多いので、足の筋力の低下や足首の不安定な状態に陥り易いのではないでしょうか?
また、昔から「足に合う靴」と「お洒落に見える靴」との葛藤が女性を悩まし続けているという現実があります・・・。

一般的に、スリムで華奢に見える靴ほど足の健康にとってはリスクが高い傾向があります。
かと言って、やっぱりお洒落は楽しみたい!

お洒落と健康を両立させるには、「自己管理」が必要だと思います。
パンプスを履く頻度が高いなら、なるべく足に合ったウォーキングシューズを履いてウォーキングをする機会を確保して下さい。

「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/
Twitter https://twitter.com/RobinFootOguro

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小黒健二(シューフィッター)

有限会社ロビンフット

足のトラブルの原因は様々ですが、病気や事故が原因でなければ、多くの場合が生活習慣による足の筋力の低下によるものです。「足のカウンセリング」は、生活習慣の見直しと運動による自己管理もアドバイスします。

小黒健二プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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