外反母趾で悩む営業職のご婦人

小黒健二

小黒健二

テーマ:外反母趾

外回りで活躍する営業職のご婦人にとって、スーツに合わせる靴を選択するのは大変な苦労を伴うようです。
やはりヒールパンプスを合わせるのが一般的なのですが、歩く事が多い仕事ということで、足の痛みや膝の痛みがあると、それだけで仕事の効率にも影響してしまいます。

この50代後半のご婦人も、営業職としての仕事を続けたいのに足と膝の痛みが強く、マッサージ院や整骨院に通い続けているそうです。
「足のカウンセリング」の結果、両足首が体の内側に倒れ込む回内足と足の横アーチが低下する開張足とが合わさり、足の親指の付け根や2,3番目の指の付け根に大きな負担が掛かっていました。
それに加えて5,6cmのヒールのつま先がシャープなパンプスを履いて歩き回るのですから、足は拷問に掛けられたような苦痛にさらされてしまいます。
また、踵の接地面積が極端に小さなヒールパンプスは、足首の安定性が乏しいため、結果的に膝関節も安定しないのです。
膝関節には歩くたびにアンバランスな荷重が掛かり続けるので、関節面や軟骨にトラブルが生じます。

パンプス風デザインのフラットヒールと折り返しマジックベルト仕様の健康靴に足の骨格を安定させる簡単なパーツを組み込んだテストシューズを組み立てて履いて歩いて頂きました。

「わあ、足が痛くない! すごく歩き易い!」とご婦人。

30分後、出来上がったばかりの健康靴に履き替えて、ご婦人はお帰りになりました。

「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/
30min.http://30min.jp/place/918275
濱ともカードhttp://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/kourei/hamatomo/
Twitter https://twitter.com/RobinFootOguro

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小黒健二
専門家

小黒健二(シューフィッター)

有限会社ロビンフット

足のトラブルの原因は様々ですが、病気や事故が原因でなければ、多くの場合が生活習慣による足の筋力の低下によるものです。「足のカウンセリング」は、生活習慣の見直しと運動による自己管理もアドバイスします。

小黒健二プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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