戦争と平和
経済って不思議だなあとつくづく思います。
給料が上がると人件費の高騰により企業の収益が減るので、グローバルな外国との競争に負けてしまうという理由で、多くの企業が人件費の安い海外に生産拠点等を移します。
そうすると、国内での安定した職場が少なくなり、人件費や景気の動向に対応し易い流動的な非正規労働が歓迎されるようになります。
雇用形態が非正規や期間契約という景気動向で左右される流動的な状態になれば、将来への不安から個人消費が抑えられ、なかなか景気が上向かないという負のスパイラルが起こり易くなる懸念がでてきます。
安い給料でやりくりしようとすれば、価格の安いものに飛びつくので、デフレ傾向の消費者物価に逆戻りする恐れもあります。
一方で、本来の生産活動とは別次元の株や為替や信用取引による利益や損失に一喜一憂する金融市場が幅を利かせ、実体経済をも左右しているようです。
バブル経済、財政赤字、経常赤字、円相場、株式相場、為替相場、経済破綻、財政破綻、経営破綻など、新聞の見出しとして踊る景気や経済に関する報道に接すると、何か情報や金融の大きな流れに翻弄されているような気分になります。
経済の不思議と不条理を感じずにはいられません。
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