国民の安心安全をどう捉えれば良いのだろうか?・・・
3月11日は「大地震と大津波」という自然災害と、それに備える「人間の知恵や予防」の予見や実効性が試された日だと思います。
大災害や大事故に対する予想や予防をどのように客観的に評価し、どの程度の備えをしておくべきかの指針や推定の質が問われた日だと思うのです。
今回の災害の現実をきちんと分析し評価をして、未来に生かしていかなければなりません。
なぜ、大津波という自然災害に過去何度も見舞われた地域にも関わらず、その教訓が十分に生かされず、同じような被害を被ったのか?
どうしてこのようなリスクのある地域に原発が設置されたのか?
過去の教訓を客観的に分析し、リスクを見極めた上で十分な備えと予防処置をしてきたのか?
目先の経済効率や利益を優先し過ぎた結果、結局は途方もなく大きな社会的、経済的損失と不利益を抱え込んでしまったのではないか?
原発を推進する側の専門家が事故当初に「絶対にメルトダウンなどあり得ない」と言っていたのに、何時の間にやら「メルトダウン」は事実として追認されています。
私たちは、知らず知らずのうちに「大人の都合」で妥協する習性を身に着けてしまっているのではないでしょうか?
電力を消費する側の私たちには、都合の良いデータや説明ばかりが示され、それに対する疑問や反論を私たち自身が過小評価してきたという責任があります。
その反省に立ち、私たちはどのように未来を見据えるのかが問われているのだと思います。
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