経済の不思議
私がPCなるものに本格的に触れたのは、東芝製のWindows95のデスクトップPCを購入した時点からです。
それ以前にNECのPC98を経理のために使っていたのを脇で眺めていたことはありましたが・・・。
アップル社のデバイスを手にしたのは、なんとiPod touchが初めてでした。
けれども、iPod touchを使うようになってから、PCをパーソナルで使用する機会は確実に減りました。
音楽も写真も動画もインターネットもメールもスケジュール管理も手の平で出来るようになりました。
新聞もiPod touchで読むようになりました。会社のPCをiPod touchでリモート操作すれば、膨大な顧客データを検索することも出来ます。
Wi-Fi環境さえあれば、ポケットWi-Fiルーターさえあれば、どこでもPCの基本的な機能を使うことができるのです。
携帯電話や携帯音楽プレーヤー、メールやSNS、写真や動画やインターネット上の音楽や映画や動画の視聴を手のひらの中で可能にしたのがアップルの携帯デバイスです。
ノートPCや携帯音楽プレーヤーや携帯電話やデジカメ、ビデオカメラを定義し直し、アプリとの連動で驚くほど手軽にPCライクな使い勝手を実現させた携帯デバイスの元祖。
それらの革命的な製品を生み出した天才スティーブ・ジョブス。
情報技術が世界を狭くしています。国境を超えた人々の身近な意思伝達さえ可能になりました。時間の流れが加速度的に速くなったような気がします。
時間や距離、国を超えたグローバルな流れが経済や金融だけでなく、政治や生活分野にまで及んできています。
人々の感性や慣習さえもグローバル化しそうな勢いです。
世界は狭くなりました。世界のグローバル化は現実味を帯びています。
それを後押ししたのは、PCや携帯デバイス、ITやSNSの進化発展によるものが大きいのでしょう・・・。
スティーブ・ジョブスとパーソナルコンピューター(iPhoneも含む)がもたらしたものは、今後どのように世界をグローバル化するのでしょうか・・・?。
私達の中に「地球市民」という概念が根付いていくのでしょうか・・・。?
「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/