健康靴で「膝の痛み」を軽減する 2

膝の痛みは不安定になった足首によって引き起こされる場合があります。
特にこれからの季節、膝や足首周りの足のトラブルが多くなる傾向にありますが、その原因がサンダルである場合が少なくないのです。

例えば、バックベルトのヒールサンダルやミュールは、カカトが開放されているので足首の安定が損なわれ、ヒールが高くなるほど足首がぐらつきやすくなり、膝が不安定になります。
そして、その状態が続くと膝関節が影響を受け、膝の痛みへと進行することがあるのです。

過去にウォーキングタイプの健康靴をお求め頂いた方が、夏が過ぎ、9月の後半から10月にかけて、膝の痛みを訴えて再度来店されることがあります。
足の状態を調べてみると、そのほとんどが、夏に履いたカカトがオープンタイプのミュールやバックベルトサンダルにより、膝関節が影響を受けたことが原因でした。

そこで、膝が痛いという方の夏の履物として、ぜひお勧めしたいのが、カカトのカウンターが付いたウォーキングタイプのサンダルです。
カカトを覆うガッチリとしたカウンターが、足首を保持して安定させるので、膝関節が不安定にならず、膝の痛みを予防してくれるのです。
もちろん、フットベッドが入った健康靴ですから、インソールが足元からしっかりと足の骨格を支えてくれます。
　　　　　　　　　　　　　　　

　「足と靴の相談室」ロビンフット長津田　http://www.robinfoot.co.jp/