お墓をつくる。その想いは様々で、ときには

大橋理宏

大橋理宏

テーマ:建墓物語

余命宣告を受けた。

生きている間にお墓を建てたい。

そういった方に今まで数名お会いしてきました。

ご自身が入るお墓は自分が納得できるものを建てたい。

そういった思いが強いのです。

亡くなった後に家族が考えるお墓と、ご自身が入りたいと思うお墓。

何が違うのでしょうか。

いままでの経験から考えると

「私はここに入って、家族のみんなを待っています。会いに来てね」

そこにあるのかと

この世になくなった私の分身としてのカタチがお墓なのだと。

本人の想いが詰まったカタチに納まることでご本人も家族も、擬人化してお墓をとらえているのかと思えるのです。

そういった方のお墓に対するこだわりは人生のストーリーそのもの

芸術家が身を削り,最期の作品を作る情熱にも似たものがあるのかもしれません。

そして悲壮感とかではなく、希望に満ちて一緒につくっていく方は多いです。

完成し引き渡ししたときの喜んでいる顔は忘れられないですね。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

大橋理宏
専門家

大橋理宏(石工技能士)

株式会社大橋石材店

神奈川・横須賀でお墓コンサルタントとして活動。「終活」全般の悩みを的確に答え、相談できる先など悩みを解決。お墓に関する悩みは特に実績があります。生前予約の墓じまい「お墓のみとり@」を主宰

大橋理宏プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

多様な石工加工に対応する石工技能士

大橋理宏プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼