骨壺あれこれ 大きい?小さい?標準は?

大橋理宏

大橋理宏

テーマ:お骨の行く先

不定期シリーズ 骨壺あれこれを書いていきます

さてそもそも骨壺

地域によっても成人の遺骨に使う大きさが全然違うんです。

ちなみにいまだこの業界ほとんどが尺貫法なので寸で表記することが多いです。(1寸は30.3mm)

で、主に3寸から7寸の壺が標準的に出回っていますが

関東では大体の場合7寸(上から見た直径がおよそ22センチくらい)が成人の場合使われています。

逆に関西方面は3寸から5寸くらいのものが多いようです。

なんでこんなに違うのか?

どこから違うのかはあまり深く追求していませんが、おそらく古くから残る地域の習俗の影響もあるかと思います。

あれ?でも小さいとお骨全部収まらないですよね。

そうです

収まりません

その場合は火葬場で処理されているということになります。

最近は報道などでも残骨灰(ざんこつばい)の問題などと言って取り上げられることも出てきました

その辺はまたあらためて記事にするとして、地域によって大人の遺骨でも骨壺サイズに違いがあるという事をお知らせします。

関西の方が関東で納骨を立ち会うと、大体その骨壺の大きさにカルチャーショックを受けて帰ります(笑)

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大橋理宏
専門家

大橋理宏(石工技能士)

株式会社大橋石材店

神奈川・横須賀でお墓コンサルタントとして活動。「終活」全般の悩みを的確に答え、相談できる先など悩みを解決。お墓に関する悩みは特に実績があります。生前予約の墓じまい「お墓のみとり@」を主宰

大橋理宏プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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