建墓物語 亡き母にささげる4兄弟の想い。それは・・・・
今年の弊社で建墓したお墓の中で彫った漢字一文字
この文字はたった1件だけでしたが
「心」
実はお墓の一番中心となるメインの文字は昨年まで父がすべて彫刻していました。
体調を崩してから私が彫るようになりました。
まだまだ自慢できるような腕ではありませんが、日々心を込めて彫っています。
だから「心」というわけではありません。
お客様のお話でもなく
「心」をこめるというより「心」という文字のバランスの難しさをとても感じました。
簡単そうな一文字なのに
どうしてこんなにバランスが難しいんだろうって。
「心」の置き所
そんな部分が自分の中に引っかかっていたのかもしれません。
それはそうと
今年は不思議なことに、漢字一文字の姓の方が多かったのが特徴的でした。
洋型は〇〇家と3文字が多く割と中心がわかりやすいのですが
二文字で〇家となると、真ん中が開く分、この2文字のサイズとかバランスが難しかった。
そんな部分でも中心の「心」は結構意識しました。
そして何よりこの1年は供養離れという言葉がやたらとメディアからも聞こえてくる1年に。
来年に向かい、供養から離れていく人、引き寄せられていく人がより鮮明になるのではと思います。
引き寄せる側にいる「人」として、「心」ある「人」でありたいと
そんな様々な思いから
今年は
「心」にしました。