思い入れ
最初にご来店されたのはおととしの秋口
春の彼岸を目指してお墓を建てたいというご家族がお見えになりました。
墓地は横須賀市営墓地
一般の墓所でお墓を建てる場所の前には大きな桜の木が
生前に建墓して家族みんなで出来上がったお墓でい花見がしたいとご家族の代表であるおじいちゃんが言いました。
今まであまり考えてこなかったけれど、ふと建てようと思い始め準備を始めたそうです。
半年という時間もあるのでインド材のインド加工をお奨めし、2月末の入荷で3月に建墓しお彼岸前にお引渡しの予定をしておりました。
2月いよいよ基礎工事から準備を始めると連絡が
あれほどお花見を楽しみにしていたおじいちゃんhが亡くなったと
工事はすべて予定通り進め昨年の桜の咲くころ、納骨をさせていただきました。
おじいちゃんはこの世にいないけれど身内みんなに囲まれての納骨
お別れをする皆様もおじいちゃん桜だよと声をかけていました。
叶わなかったお花見ですが、きっとこの春もご家族は集まっておじいちゃんと語らうのだと思います。
横須賀市営墓地の桜もだいぶつぼみが大きくなりました。
そろそろみんなが会いに来てくれますね。