建墓物語 お墓の引っ越し リフォームと思い出を運ぶ
男女4人の兄弟姉妹
お母さんのお墓を建てたいと弊社にお越しになりました。
女手一つで兄弟を育て上げたお母さん
子どもたちの想いがひしひしと伝わってきました、
とにかくお母さんらしさを出したいということでお母さんの好きなものをイラストにしたいという気持ちは全員で一致していました。
そのイラストをとにかく中心に大きく・・・・・
どんなものですかと問うと出てきたのは貯金箱のフクロウ
とにかくフクロウのグッズを収集するのが好きでその貯金箱が一番のお気に入りのフクロウであったそうです。
立体のモノですから正面から見た線画に直しイラストはOK
通常のバランスもあるのでこのくらいでどう?と提案するとそれでは小さいということで
洋型墓石の中心にびっくりするくらい大きなフクロウを刻むことになりました。
正直、いいのかな?とついつい今までの常識にとらわれて思ってしまったのですが、ご兄弟全員が満足していました。
お墓は先祖代々使うもので考えればたった一人だけのお墓になるようなデザインはあまりお勧めすることはしませんが、家族全員が同じ思い方向性を持っていればそれもありだなと
改めて感じさせていただくお客様でした。
お墓は生きているものが向き合う場所ととらえれば、そのイラストと向き合うことでおかあさんの面影を思い出すのかもしれません。