エンディング産業展に行ってきました。 出展者ではなくイベント企画者の想いなども聞いてきました
時間が開きましたが年内特集記事のお骨の行く先2016の続きを話していこうかと思います。
前回は多様性という言葉のマジック
という形で書きました。
そこでは埋葬。埋蔵。収蔵という3つがベースにあり
埋葬そのものはほぼ土葬と一致することから埋蔵収蔵の部分がさまざまなものが一般の方の目に触れ始めたということを書きました。
さて、もう一つの視点でみることができますのでちょっと今日は触れます。
それは単純に石の先祖代々のお墓なのかそれともそれ以外なのか。
先祖代々の継承が難しくなっている昨今、石のお墓を選びたくても選べないだから今あるほかのサービスにというのは傾向として今年もありました。
これは、継承を前提とする大家族的発想のお墓しか建てられない墓地がほとんどでそれ以外の方は建てないでくださいという暗黙の了解の中だったらできるだけ簡易で一個人の希望がかなうものというものを探しているところもあると思います。
それをここ数年放置してきた部分もありますので、先に出たように一般消費者がその他を見つけやすくなったことで加速しているといったところです。
で考えてみるとお骨の行く先は多様化したものの、石のお墓に関してはデザインなどは多様化しても、そもそも本質的なソフトの部分は多様化していないんですね。
石のお墓に今後できれば注目していただきたいかなと思います。
「変われなければ買われない」
お墓の本質的な部分は家族にとってはもちろんご先祖様のつながりではありますが、これからの社会のつながりの範囲は大きく変化します。
そのつながりにこたえられる石のお墓を必要とされている気がします。