ビジネスとしての一線と、人としての一線
昨日の記事の続きです。
高知県にあるお墓を神奈川県に引っ越そう
そのように決断しました。
お参りできないお墓より、お参りできるお墓
素晴らしい決断です。
ただそこに問題はありませんか?
まず面倒見てくれる身内がいなくなったからという問題。
もしも代々と続く家でしたら分家分家であなたが知らない人がお参りしているかもしれないということ。
全く知らないのであれば問題はないとは思いますが、墓地管理者に対し「今までお参りしていたお墓はどこにいった?」などと突然遠い親戚が現れることはゼロではありません。
次の方が問題です
あなたにはあなたの家のお墓を護る次世代がいますか。
そしてその方は間違いなく同じエリアでずっと暮らしていきますか?
ということです。
やはり連れ合いが亡くなりいつでもお参りできるところが良いというのは当然ですが、あなたが身一つで出てきて今の生活を築いたように、お子様(継承者)も同じように新天地で生きていこうとするかもしれません。
今ではあとを取る子も少なくなりましたのでその辺は今後のお墓を考えれるうえでは大きな問題にもなります。
首都圏くらいでしたらさほど問題はありませんが、車で1日かかっていくようなエリアなんかであれば、飛行機を利用したりと厳しくなることはあり得ます。
継承するかたも理解したうえで、今あなたが必要とするお墓の引っ越しと建墓を行っていただければと思います。
家よりも単純に引っ越しがしにくいのがお墓です。
悩んだときは専門家へ