地震とお墓 和型洋型デザイン墓石

大橋理宏

大橋理宏

テーマ:墓石工事 横須賀 神奈川

地震のことを考えると背の低い洋型ですよね。

と、お墓の形を決めてくるお客様は結構いらっしゃいます。

はたしてどうなのでしょう。

洋型はいわゆる横型のものとして定義していくとどこが優れているのでしょうか?

低重心であること(ただし左右のぶれは無いが前後は意外と動く)

転倒しても大人の腰の高さ程度のものが多く上半身を負傷する可能性は低い。

地震の面を見るとそれだけかなと思います。

デメリットは周囲のものが落ちてきたとき、たとえば外柵などが倒れた場合でも被害を受けることはあります。

では、その他の形は?

和型は関東のパッカーなどといわれる形は3段目の中台といわれる部分は4枚で組み合わせてあります。

その場合は不安定な要素となることもありますが、現在では接着剤なども高機能なものも増え適切な接着をしてあればかなりの揺れに耐えます。

確かに重心の位置は高くなりますがそれほど問題もないかと。

デザイン墓石に関していえば、いかに低重心に作るかというところで差がでると思います。

頭でっかちで背の高いものはリスクもあるといった感じです。

ただし先ほども
書きましたが適切な免震制震処理がなされている場合その限りではありません。

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大橋理宏
専門家

大橋理宏(石工技能士)

株式会社大橋石材店

神奈川・横須賀でお墓コンサルタントとして活動。「終活」全般の悩みを的確に答え、相談できる先など悩みを解決。お墓に関する悩みは特に実績があります。生前予約の墓じまい「お墓のみとり@」を主宰

大橋理宏プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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