崖の上の ぼしょ
2年前 震災後4カ月たった墓地に、同じ仕入れ先の石材店の応援工事として宮城に行きました。
弊社社員で一番長いもので1カ月
同じ横須賀の石材工業組合でも同行してくれた仲間が4社ありました。
そこで見たものは海のそばでなく山間の墓地。
まさに地震の力のみで倒れた墓石群
倒れ方に様々な傾向が見受けられました。
私たち石材店は、供養の場を守ることでしか本来の仕事ではできません。
ご依頼いただいた方のお墓一つ一つができる限り倒れないお墓としてしっかり工事すること。
供養する場を失うということは実際にその環境に置かれた方にとっては悲しいことを増幅させていました。
震災による様々なことを風化させないのと同時に、自分の環境下でのできることを今後も心がけていきたいと思います。