花粉症とビタミンD
「もともと」と思っていた性格や気分も、血糖やビタミン、ミネラルなどの影響を受けている可能性があります。
血糖
血糖値が下がると、血糖値を上げるホルモン(インスリン拮抗ホルモン)であるグルカゴン、アドレナリン、コルチゾールなどの上昇するため動悸、イライラ、不安などの症状がでます。お腹が空いている時、甘いものをたくさん食べた後などは要注意です。
マグネシウム
低マグネシウム血症では無関心、感情鈍麻、抑うつなどの症状がみられます。
カルシウム
高カルシウム血症ではうつ状態や錯乱などの精神症状がみられます。骨粗鬆症の治療のため活性型ビタミンDを内服している方はとくに注意しましょう。
鉄
うつ病がみられます。うつ病の鑑別疾患として鉄欠乏が重要とされており、食事療法や鉄剤がうつ症状に有効な可能性もあるのです。
「むずむず脚症候群」の原因となることもあり、そのため睡眠障害も認められます。これらが原因で注意欠陥・多動性障害(ADHD)の症状が悪化することもあります。子供では「脚がこそばゆい」「脚の中に虫がいる」「脚がムニョムニョする」という表現、就寝前にマッサージをせがむケースが多くみられます。フェリチンをチェックしましょう。
亜鉛
亜鉛の欠乏では「元気がない」「食欲がない」などの症状あり、「味がわからない」のが特徴的です。
必要な栄養素が足りていないことにより、性格や気分に悪影響がでることがあります。原因に気づかれずないこともありますので注意しましょう。
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