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言葉が紡ぐ未来:アンコンシャスバイアス研修からの気づき
先日のアンコンシャスバイアス研修にご参加いただいた皆さまから、あたたかく、そして率直なご感想をたくさんいただきました。
ここでは一部をご紹介しつつ、研修を通して見えてきた気づきと今後の展望をまとめてみたいと思います。
1.言葉の力にハッとする瞬間
・普段何気なく発する言葉に、不安や違和感を覚えました。常に振り返る意識を持ちたいです。
・『ふつうは〇〇』と言ってしまう自分に気付きました。自分の言動が、相手を笑顔にも不快にもするんだと実感しました。など
研修を機に、「当たり前」の言い回しが相手にどう響くのか、冷静に受け止め直す方が多かったようです。言葉は想像以上に力を持ち、壁をつくることも、橋をかけることもできます。
皆さんの真摯なフィードバックからは、「人の心に届くコミュニケーション」を目指す熱意が伝わり嬉しくなりました。
2.アンコンシャスバイアスを自覚する大切さ
・初めて聞く言葉でしたが、自分の無意識を見つめる良い機会になりました
・若手とベテラン、価値観の違いを前提に話を進めたい。
・『~すべき』を減らして、“許せるゾーン”を広げたいです。など
無意識に抱えている先入観や固定観念に気付くこと。
それが対話のスタートラインになります。
年代や立場の違いを前提に、まずは「聴く」ことを徹底したい、という声が多かったのは印象的でした。
3.“自分事”として現場に持ち帰る取り組み
・早速職場で共有し、チームで話し合いたい。
・ただ話すだけでなく、相手のバイアスにも配慮して対話を深めたい。
・離職者ゼロを目指し、この学びを制度や運営に活かしていきたい。など
研修を座学に留めず、現場で実践的に使おうという前向きなご感想をたくさんいただきました。言葉選びを見直すことから始め、チーム内で小さな対話の場を定期的に設ける──そんな具体的アクションが、確かな職場風土づくりにつながると思っています。
未来の職場は、多様な価値観が交差する舞台に
引き続き、互いの無意識を認め合い、言葉と態度で「安心の場」をつくることで大切な人材が長く活躍できる環境を築く、そんなお手伝いを頑張りたいと思っています。



