雇用調整助成金(2021年11月末まで延長)
先日、厚生労働省から、「在籍型出向の活用による雇用維持への支援」及び「産業雇用安定助成金(仮称)の創設」について、制度の概要を説明する資料が公表されました。
上記の中で、「在籍型出向の活用による雇用維持への支援」とは、
出向元及び出向先双方の企業に新たな助成制度を創設するとともに、
産業雇用安定センターによるマッチング体制を強化するなど、
コロナの影響により一時的に雇用過剰となった企業が従業員の雇用を守るため、
人手不足などの企業との間で「雇用シェア」(在籍型出向)で雇用を維持する取組みを支援するものとなっています。
その中で、出向元・出向先双方に対する助成金の創設による企業へのインセンティブの付与が掲げられており、その助成金が「産業雇用安定助成金(仮称)」です。
要するに、労働者の雇用を在籍型出向により維持するため、労働者を送り出す事業主及び当該労働者を受け入れる事業主に対して、一定期間の助成を行うものとなります。
現在は、厚生労働省において制度設計を行っているところのようで、お問い合わせ先は下記となります。
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<問い合わせ先>
厚生労働省
学校等休業助成金・支援金、雇用調整助成金、個人向け緊急小口資金相談コールセンター
0120-60-3999
受付時間:9:00~21:00(土日・祝日含む)
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新たな取り組み、詳細が確認出来次第、改めてお知らせできればと思います。
●参考資料