コラム
《正しい血圧管理》
2024年4月19日
《正しい血圧管理、実践していますか？》
※最近は「循環器科」・「ハートクリニック」でも、血圧管理は受付横にある「自動血圧計」で自分で測定が普通。
ても、これって・・・・！
病院について即、測定したら上の血圧は(181)、この方は慌てて《牛黄清心元》噛んで食べて20分ほどして再度測定したら(154)。
この方は80歳だから爺様薬剤師的には上の血圧は歳相応に(80)＋(90)＝170かなと思います。
上の血圧、150ならば降圧剤減らして欲しいですね、この方は毎日大排気量の外車を運転していますから過度の降圧は正常運転の妨げになるリスク大です。
《社会問題化している高齢者の交通事故》
※交通事故の時、常用している薬剤名は公表して欲しいですね。
《血圧を下げる薬剤の注意書の一部》
降圧作用に基づくめまい等があらわれることがあるので、高所作業、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること。
《高血圧の方に多様されている「三種の神器」》
※血圧が高い方に処方されている薬剤の基本？の三種類とは？
《血圧を下げる薬》＋《胃薬》＋《安定剤》
※血圧の薬、一度飲み出すと死ぬまで飲まされる事が多いのが実状。
これは「国民皆保険制度」のデメリットかも。
そして加齢とともに血圧が高くなるのは自然の摂理なのに降圧剤を飲んでいても血圧が高くなると作用機序の異なる他の降圧剤が追加されたり、薬剤濃度(mg数)が高くなります。
☆上の血圧、25歳と60歳を同じ基準で降圧剤を飲んでいたら・・・・、アブナイかも。
《正しい血圧管理とは？》
※単に(上の血圧値)と(下の血圧値)に一喜一憂しない！
《「脈圧」と「平均血圧」を算出して！》
※例えば(上の血圧値＝154)・(下の血圧値＝91)としたら
(脈圧)＝154－91＝63
理想値は60以下ですから少しだけ高い
(平均血圧)＝63÷3＝21 21＋91＝112
理想値は90以下ですから、この方は心臓から遠い細い血管硬化が懸念されます。
《当薬局の「脈波・コロトコフ音記録計」で血圧管理を！》
※血圧が不安な時、降圧剤を減らしたい時の正しい血圧管理はコレ↓。
※上下の血圧値の他に「脈圧」・「平均血圧」、「血流動態」・「血流抵抗値」など多様な情報が得られます。
※血圧測定、両腕で同時に測定して左右の上の血圧値が《15》以上ある時は御用心。
《血圧・血流に不安のある時は先ず「活血化瘀」をします》
※毎日の血管掃除には「植物性生薬」、大掃除には「動物性生薬」を活用します。
｛毎日の血管掃除にお薦めの漢方薬はコレ↓｝
※第二類医薬品イスクラ冠元顆粒の効能効果
中年以降または高血圧傾向のあるものの次の諸症
頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸
｛血管の大掃除に活用する動物性生薬とはコレ↓｝
※活血化瘀に使用する動物性生薬には「䗪虫(シナゴキブリ)・水蛭(ヒル)・虻虫(アブ)・蚯蚓(ミミズ)」があります。
日本では水蛭(ヒル)エキス粒を薬局サプリメントとして薬局内で薬剤師が対面販売しています。
《血液検査値、下記の項目が基準値を逸脱していたら活血化瘀》
- 動脈硬化指数(AI)
- L/H比
- FIB-4 index(脂肪肝指数)値
- TG=中性脂肪値
- クレアチニン(CRE)値
- eGFR(推算糸球体濾過量)値
- 尿酸値(UA)
- AGEs(終末糖化産物)値
- NGSP・（HbA1C）値
《活血化瘀》と《補腎》は健康長寿の礎
※詳しくは当薬局の薬剤師陣に御相談下さい(要予約)
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