コラム
《下肢の痛み、もしやASO(下肢閉塞性動脈硬化症)かも!》
2024年3月25日
《「就寝中の下肢の痛み」、消炎鎮痛剤で誤魔化さないで!》
※痛いッと感じてロキソニン(ロキソプロフェン)・イブ・タイレノールなどのNSAIDs(非ステロイド系抗炎症薬)をダラダラ漫然服用していたら「CKD(慢性腎臓病)」になるかも。
その比率はナンと「抗ガン剤」よりも高いのです。
{薬剤性腎疾患の薬剤別比率}
※規制緩和の波に乗って医療提供施設である薬局以外でも安易にNSAIDs(非ステロイド系抗炎症薬)が購入できるコンビニエンスconvenienceのために薬剤性腎障害が増加しています。
{腎臓の元気度を数値で管理しましょう}
※肝臓の悲鳴は「眼が疲れる・肩がコル・足がツル」ですが、腎臓の悲鳴は・・・、体感しにくいのです。
腎臓の悲鳴を確認するのには血液検査値をシッカリ確認して下さい。
《腎臓の悲鳴を感知できる血液検査値》
- eGFR(推算糸球体濾過量)値=60以下
- クレアチニン(CRE)値=1.0以上
- 尿タンパク=陽性
※血液検査値と尿検査が、このような数値となれば要注意です。
※「痛み」にも漢方薬や自然の恵みエキスは効果があります。
《就寝中の下肢の痛み、長引く時はASOかも?》
{ASOの自己確認方法}
※左右の足を触ると、明らかに温度差を感じる
※水平に寝てから同じ側の腕と足首の「上の血圧値」を測定します。
※「0.9以下」の時には当薬局に御相談下さい。
{血液検査値の下記の項目にも注目して下さい}
- L/H比
- 動脈硬化指数(AI)
- FIB-4 index(脂肪肝指数)値
- NGSP・(HbA1C)値
- 尿酸値(UA)
※飲んだら一時的に楽になるからと安易にNSAIDs(非ステロイド系抗炎症薬)を漫然服用しないで下さい。
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