コラム
《耳鳴り》と《漢方薬》
2021年10月25日
《頑固な「耳鳴り」に、漢方薬》
《治療原則は「活血化瘀」+「補腎」》
※「活血化瘀」とは、血管の日々の掃除と定期的な大掃除の事
※「補腎」とは、命の根源である五臓六腑の「腎」を元気にする事
《「瘀血度」の自己チェック》
《「瘀血」の存在が疑われる血液検査値》
- *L/H比が(1.5)以上
- *動脈硬化指数(AI)が(4)以上
- *NT-proBNP値・BNP値が基準値以上
- *FIB-4 index(脂肪肝指数)値が(1.3)以上
- *NGSP・(HbA1C)値が基準値以上
- *尿酸値(UA)が基準値以上
- *eGFR(推算糸球体濾過量)値が(60)以下
《「活血化瘀」に活用できる「漢方薬」》
※第二類医薬品 イスクラ冠元顆粒
※効能効果
中年以降または高血圧傾向のあるものの次の諸症
頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸
※《冠元顆粒》に配合されている植物性生薬
《「活血化瘀」に活用できる「動物性生薬」》
※頑固な瘀血には《動物性生薬》を活用します
※活血化瘀に活用する動物性生薬には䗪虫(シナゴキブリ)・水蛭(ヒル)・虻虫(アブ)・蚯蚓(ミミズ)があり、当薬局では水蛭(ヒル)エキス粒を推奨しています。
日本では《水蛭(ヒル)エキス》&《蚯蚓(ミミス)エキス》は薬局サプリメントとして薬剤師が対面販売しています。
※日々の掃除には植物性生薬を、定期的な血管の大掃除には動物性生薬を活用します。
《貧血は「瘀血発生」の一因、貧血改善に「婦宝当帰膠」》
※「お湯割り」で服用する液体漢方薬=婦宝当帰膠にも動物性生薬配合
※動物性生薬=阿膠
※婦宝当帰膠の効能効果
更年期障害による下記疾患
冷え症、貧血、生理不順、生理痛、腹痛、腰痛、肩こり、頭痛、めまい、のぼせ、耳鳴り
《「耳鳴り」に対する漢方薬はコレ》
※第二類医薬品《滋腎通耳湯》
※効能効果
体力虚弱なものの次の諸症
耳鳴り、聴力低下、めまい
※瘀血の多い方・貧血傾向の方は他の方剤と併用して下さい。
詳しくは当薬局の薬剤師陣に御相談下さい(要予約)。
その時に「お薬手帳」&「血液検査値」があれば拝見させて下さい。
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