コラム
五味(酸・苦・甘・辛・鹹)と春
2021年4月6日
《春の薬膳料理》
《春を元気に乗り切る味覚は五味(酸・苦・甘・辛・鹹)の『酸味』》
※春に異常に興奮するのが五臓六腑の《肝臓》、この肝臓を正常にする味が『酸味』です。
☆漢方の陰陽五行説では『酸味』、つまりスッパイ味は《肝臓&胆嚢》を元気にすると説いています。
《薬膳として活用したい酸味とは》
梅干し(できたら自家製=食塩では無く『三年熟成干潟天日塩』がお薦め)・醸造酢(アルコール無使用のホンマモノ)など。
☆『酸味』は肝臓を助けますが、《脾(胃腸)》の働きを抑制しますので先達の方々の知恵として醸造酢に《砂糖(カラメル色素でない三温糖)》を加味して《二杯酢》にしました。
しかし、甘味を摂り過ぎると腎臓の働きを抑制し尿の出が悪化して浮腫となります。
ここでも先達の方々の知恵として《鹹味》の醤油(脱脂加工大豆ではなく丸大豆を使用してアルコールは無使用のタイプ)を加味した《三杯酢》にしたのです。
《お薦めは瀬戸内海の蛸の『酢の物』》
※蛸には《天然タウリン》もタップリ、石油から合成したタウリンよりも安心安全。
《『肝臓』と『腎臓』を元気にする漢方薬と言えばコレ》
※丸薬が食べにくい方には《顆粒》タイプがあります。
※漢方薬=《杞菊地黄丸》
☆効能効果
体力中等度以下で、疲れやすく胃腸障害がなく、尿量減少又は多尿で、ときに手足のほてりやロ渇があるものの次の諸症:かすみ目、つかれ目、のぼせ、頭重、めまい、排尿困難、頻尿、むくみ、視力低下
《「目が疲れる・肩がコル・足がツル」、これは肝臓の悲鳴ですから『杞菊地黄丸』がお薦め》
《肝臓を元気にする自然の恵み=『スクアレン』》
※光の届かない深海に生息する《深海サメ》、この肝油から精製したのが《スクアレン》。
《薬局サプリメントとして50年以上の実績のあるスクアレン製剤=サメミロン》
※《スクアレン》は私達の体にもある成分ですので異物で無いため安心安全な薬局サプリメントとして薬剤師が対面販売しています。
※薬膳情報・食養生・アンチエイジングについても当薬局の薬剤師陣に御相談下さい(要予約)。
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