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佐藤宣幸

生活習慣病や不妊など悩む心身に寄り添う漢方薬のプロ

佐藤宣幸(さとうのぶゆき) / 薬剤師

有限会社 すみれ漢方施薬院薬局

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コラム

降圧剤、死ぬまで飲みますか?

2020年9月8日 公開 / 2021年2月26日更新

テーマ:漢方薬アラカルト

コラムカテゴリ:美容・健康

コラムキーワード: 頭痛 原因アンチエイジング東洋医学

《降圧剤をダラダラと漫然服用する危険性》

冠元顆粒 降圧丸
※降圧剤は多くの場合、一度飲み出すと死ぬまで飲み続けます。

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☆西洋薬には「主作用」の影に「副作用」が潜んでいます、ダラダラ漫然服用していたら時に副作用に負ける事があります。

《降圧剤の副作用》
※降圧利尿剤・・・・・尿酸値上昇、脱水症状
※α-遮断薬・・・・・めまい、たちくらみ、起立性低血圧
※β-遮断薬・・・・・脈がユックリとなる
※カルシウム拮抗薬・・顔面紅潮、歯肉肥厚、浮腫、便秘

《具体的な例》
※カンデサルタン・・意識消失を伴う眠気
※ロサルタン・・・・高カリウム血症
※テルミサルタン・・薬物性肝障害
※アムロジピン・・・歯肉肥厚

《気を付けたい**配合錠》
※最近、目立つのが作用機序の異なる薬剤を**配合錠として1錠していますが、1錠でも実際は2種類の薬剤を服用しているのですから、相応の副作用に注意していて下さい。

☆患者さん曰く「先生、お陰様で2つの薬が1つに減りました、ヨカッタ」と。
☆爺様薬剤師曰く「チヨッと待ってね、イヤイヤこれは今まで飲んでいた降圧利尿剤とカルシウム拮抗剤が1錠になっただけで、これは新しい薬だから後発品がナイヨ」と。
爺様薬剤師的には後発品のナイ新しい**配合錠よりは今までの後発品のアル、2種類の方が安心安全だと思います。
そして生活習慣を改善したり漢方薬を併用して血圧が改善されたら2種類の降圧剤が1種類になる可能性が残ります。

《血圧とコレステロールは「高い事よりも低い事」が危ないのかも》
※過度の降圧は『脳梗塞』・『認知症』の一因かも、これは社会が証明していると思います。

※過度の降脂はガン誘発・各種ホルモンの欠乏の一因です。
☆TC総コレステロール値が高いほどガンが少なく低いほどガン多発という統計結果があります。
☆HDL善玉コレステロール値が(50以上)であればTC総コレステロール値は(240~259)の人が健康長寿という統計結果があります。

《漢方的な血圧管理=活血化瘀》

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※平素は『植物性生薬』で血管の掃除をしましょう。

《血管の掃除=『冠元顆粒』》
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《血管の大掃除=動物性生薬=『水蛭(ヒル)エキス』》
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《『活血化瘀』をして一つでも降圧剤が減らせる健康管理をしていきましょう》
※偏頭痛・慢性頭痛にも活血化瘀は有効です。

※詳しい事は当薬局の薬剤師陣にお訊き下さい。

この記事を書いたプロ

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