不安感解消にも効果が期待できます
《血圧の下げすぎはアブナイ! 正しい血圧管理とは》
※多くの方は『血圧管理』をされる時に『上の血圧』と『下の血圧』に注目されますが、本当は『脈圧』と『平均血圧』でするのが正しいと思います。
☆当薬局で差し上げています『血圧手帳』には『脈圧』と『平均血圧』の計算式をシールにして貼っていますので活用して下さい。
☆1997年頃は高齢者の血圧管理の数値は(上の血圧=160)・(下の血圧=95)が目安でしたが年々下げられいます。
ナント今は(上の血圧=130)・(下の血圧=85)とか、これって何歳の方?
一説には血圧の基準値を下げるほど『血圧の薬の売り上げ』が何兆円も多くなるとか、怖いですね。
《血圧が高いと言われたら少し考えて下さい》
※かつて『歳相応の血圧管理』には『自分の歳に90加えよ』と言われていました。
☆私は、この説が正しいと思います、25歳の上の血圧が(150)と60歳の上の血圧(150)を同じ土俵で評価したら60歳の方は血圧を下げ過ぎだと思います。
《血圧の下げ過ぎの結果は『社会が証明!、?』》
※私の大爺様・大婆様は『脳溢血』で大往生、介護保険なんて不要な時代でした。
当に『死ぬまで元気』。
子供心に大爺様・大婆様で覚えているのは何か体調が悪いと『葛根湯』の「お湯割り」を飲んでいた事です、当時の当薬局で先代が扱っていた『葛根湯』は、今のようなエキス顆粒ではなく『煎じ薬』でした。
病院なんて大怪我以外で行く事がない時代、当時の爺様・婆様は本当に元気でした。
モチロン『認知症』って皆無に近かったと思います。
☆平成は、もうすぐ終了。
当薬局にも『認知症が治る?』という高価な『処方せん薬』が常時、在庫しても問題なく捌けていますが、劇的に効いたという方は、あまり見ません(当薬局だけかも)。
過度の血圧の下げ過ぎは『脳の血液不足』となります。
☆昭和初期には『脳溢血』の方はありましたが『脳梗塞』って少なかったようです。
平成の世は強力で高価な降圧剤がドンドン処方され、時には『降圧剤+利尿剤』とか『作用の異なる公仏剤2つ』が1錠になったのも『後発品逃れ?』のために登場しています。
後発品の出ている薬の2つを1つにしたら新薬ですから後発品は追従できません。
飲まれている方は「先生、2錠が1錠になった」と喜ばれますが、私は冷静に「これは2錠を1錠にしていますので価格は高くなり作用は今まで通りです」と説明します。
《脳が元気に働くには『血液』がタップリ流れる事が不可欠!》
※腎臓と脳は身体で一番血液を必要とします。
脳に血液が流れない(血圧を下げ過ぎる)と脳は正常に働けません。
☆降圧剤が今のように乱用?、ドンドン出されていなかった、正常血圧の基準が今のように低くなかった時代には『寝たきり介護』とか『認知症』とか『高齢者の運転事故』は少なかったのではないでしょうか。
☆当薬局で長年、活血化瘀をされている県外の後期高齢者の爺様、フルサイズセダンに乗って高速道路をスイスイ走って瀬戸大橋を通り旅行されています。
上の血圧は(160)で安定しています。
ご本人様曰く「一度、降圧剤飲んだら頭がボーとして運転出来なくなったから一度で中止した」と。
正解だと思います。
※脳に血液をタップリ流れるようにする事を漢方では『活血化瘀(体内の瘀血(ヘドロ)を改善して血液循環を改善する事)』と言います。
☆一度でも『脳梗塞』や『心筋梗塞』となった方の多くは『血液が固まらないため』にアスピリンとかワーファリンなどを長く服用されます、又最近ではもっと強力な薬が処方されています。
しかし、これらの『化学薬品』は漢方での活血化瘀とは無縁の物ですし、効き過ぎたら『出血』という副作用が発生します。
《活血化瘀のための漢方薬》
※私は還暦過ぎてからは毎朝、寝起きの茶として『冠元顆粒』の「お湯割り」を飲んでいます。
これが当に『抗老防衰』、『未病先防』です。