コラム
補腎のための『動物性生薬』
2018年8月25日 公開 / 2021年2月26日更新
《動物性生薬はシャープな効き目が体感できる》
《中国伝統漢方薬=『至宝三鞭丸』》
※日本で医薬品認定漢方薬として漢方専門薬局で販売された当初は、このような蝋皮丸でした。
☆この『1丸』が1回分、飲むのではなく噛んで食べる漢方薬でした。
《至宝三鞭丸に配合されていた『動物性生薬』》
※これら『動物性生薬エキス』を蜂蜜に練り込んで丸薬にしたのを蝋で固めて成分が発散しないようにしたのが『蝋皮丸』という漢方薬の剤形です。
※若い時に漢方研修で北京に行った時、初めて出会った『蝋皮丸』が、この『至宝三鞭丸』でした。
中医学を指導して戴いた老中医師が「試しに至宝三鞭丸を食べてみて」と言われ、内心少し不安でしたが至宝三鞭丸を齧って食べたら、お腹の中から身体が温まってきたのを未だに覚えています。
冬の北京は讃岐地方より数段、寒いのにポカポカしてきました。
これが『動物性生薬の効果』なのです。
《今の『至宝三鞭丸』は小粒タイプ》
※左が昔の『蝋皮丸タイプの至宝三鞭丸』 右が今の『小粒タイプの至宝三鞭丸』
《日本で認可されている効能効果と用法用量》
※滋養強壮 肉体疲労 虚弱体質 大人1回8丸 1日3回服用
《中国での効能効果》
※腎陽虚・脾腎陽虚:腎陽虚の症候、食欲不振、五更瀉(老人の明け方の下痢)、疲労無力感、
※具体的な目標
インポテンツ、遺精、腎陽虚での不妊症(男女共通)
※動物性生薬は貴重な人類の宝ですが、稀少動物が起源のはワシントン条約で保護されているため消えつつあります。
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