コラム
早くも花粉症、多々発症
2018年4月2日 公開 / 2021年2月26日更新
《花粉症、多いです》
※今年は桜の開花が早いようですが、同時に『花粉症発生』も早いようです。
《花粉症対策には粘膜に『鎧』を!》
※このイラストの緑の部分が皮膚や粘膜を『邪(花粉・多々のアレルゲン、刺激物、温度差等)』から護ってくれる『衛気』。
☆この衛気が『鎧』です。
《衛気を強くすると伝えられている漢方薬=『玉屏風散』》
※この『玉屏風散』は日本の薬局で『衛益顆粒』という名前で販売されています。
※『玉屏風散』、玉という最高級の宝石でできた屏風という意味で名付けられた漢方薬です。
☆昔の武家屋敷の玄関には虎や龍の絵を描いた屏風が魔除けとして置かれていたように私達の皮膚や粘膜を護ってくれるという意味も、この玉屏風散にあります。
《これが日本での玉屏風散=『衛益顆粒』》
※『衛益顆粒』に使用されている生薬
☆黄耆
マメ科キバナオウギの根を乾燥させたもの。
体を元気づける代表的な「補気薬」です。
薬用人参(朝鮮人参)が『体内の元気づけ』に用いられるのに対し、黄耆は『皮膚や粘膜を強化する働き』があります。
☆白求
キク科オオバナオケラの根茎を乾燥させたもので、胃腸を強化してエネルギー補充を促進します。
☆防風
セリ科ボウフウの根および根茎を乾燥させたもので、『風邪=病気の一因』を体外に追い出す働きがあります。
《衛気不足の自己チエック》
※3項目以上に「レ」があれば、まず『衛益顆粒』を飲んでみて下さい。
《下記のような不感症状があれば『衛益顆粒』と併用します》
※クシャミ・鼻水ならば『衛益顆粒』+『苓甘姜味辛夏仁湯』or『小青龍湯』or『麻黄附子細辛湯』など
☆冷えると悪化する時は、これらの漢方薬を『婦宝当帰膠の「お湯割り」』で服用します。
《これが婦宝当帰膠》
※婦宝と名付けられていますが『冷え感』・『低体温』・『貧血』等のある『男性』でも服用出来ます。
※入浴中やマスク使用で悪化する鼻づまりならば『鼻淵丸』or『辛夷清肺湯』など。
《これらの漢方薬の選定は当薬局の薬剤師陣にお訊き下さい》
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