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佐藤宣幸

生活習慣病や不妊など悩む心身に寄り添う漢方薬のプロ

佐藤宣幸(さとうのぶゆき) / 薬剤師

有限会社 すみれ漢方施薬院薬局

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コラム

白内障

2016年9月29日 公開 / 2021年2月26日更新

テーマ:眼の病気

コラムカテゴリ:医療・病院

《白内障》




白内障の目薬が書かれた『処方せん』が当薬局にも持ち込まれます。
薬剤師曰く『ちゃんと指示通りに使用されていますか?』
患者さん曰く『指示通りに使用しているけれど変化なし』と。
薬剤師曰く『悪くならないのであれば続けて下さい』と。
時に、患者さんから『なにか漢方薬で眼を元気にするモノないの?』と訊ねられたら一番にお薦めしてるのが『食べる目薬』として古より今に伝承されている漢方薬『杞菊地黄丸』です。

《これが食べる目薬「杞菊地黄丸」》




これが生薬末を蜂蜜で練り込んで丸剤として蝋で密閉した『蝋皮丸』タイプの『杞菊地黄丸』
一番のお薦めです。
私は界面活性剤を使用した目薬は苦手なので使用した事はありません、『目が疲れた』と感じたら目薬代わりに『杞菊地黄丸』を1丸、『冠元顆粒(活血化瘀のために)の「お湯割り」』で食べています。

《杞菊地黄丸の顆粒》


どうしても丸剤を食べられないという方のために『顆粒タイプ』があります。
でも私は『蝋皮丸』を一番にお薦めします。
そして全ての眼の疾患にも『活血化瘀(体内の瘀血(ヘドロ)を改善して血液循環を改善する事)』は必要です。
瘀血の度合いによって『植物性活血化瘀剤』と『動物性活血化瘀剤』を臨機応変に使い分けます。
動物性活血化瘀剤には
『䗪蟲(シナゴキブリ)・水蛭(ヒル)・虻(アブ)・蚯蚓(ミミズ)』があります。
当薬局では水蛭(ヒル)エキスと蚯蚓(ミミズ)エキスを使い分けています。
詳しくは当薬局の薬剤師達にお訊きください。

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