「透明」に色付く現代社会
社会問題となり毎日のように報道されている、ビックモーター不祥事問題。
ここにきて、メイン損保である損保ジャパン社の社内体制の疑義が出ている。
同社は、2006年5月、保険金の不当な不払いや、違法な勧誘等諸問題で、業務停止命令を
受けている。
当時の社長が、ノルマ達成を社員に迫るメールを発信したにもかかわらず、問題が明らかに
なると「自らは無関係」と全面否定。
世論の強い批判により、当初から難色を示していた「社長辞任」をやむを得ず引責辞任。
その後「会長」として留まり、院政を布こうとしたが、これも世間から厳しい批判を受け
会長職に就任する望みは絶たれた。
まるで「類は友を呼ぶ」ともいえる、両社の企業体質である。
そういえば、桑田佳祐が登場する同社のCMは、今回の疑義が出てから全く見かけない。