そこには「弱肉強食の世界」があった
世界のごみ捨て場とも揶揄されている、アフリカのガーナ。
ここには先進国が破棄した電子機器等が捨てられ、住民はこのごみを燃やし、発生する
毒性の高い煙の中で、生計を立てている。
この場所を福井県出身のある青年が訪れた。彼の名前は長坂真護。
それから彼は、この廃棄物を利用したアート作品を制作し販売することにより
この悪環境から自立させる努力を続けている。
作品が売れた資金で、4年前には学校、翌年前には文化施設、2年前には廃棄物処理の
リサイクル工場 等々を次々に建設した。
彼の作品の評価も高く、すでにオークションでは1億近い値が付いている。
彼いわく「資本主義の真実を目のあたりにして、開眼」したそうである。
将来が楽しみな、日本が誇れる青年の一人である。