「透明」に色付く現代社会
毎年、約10万社の企業が新たに設立されているが、一方では約1万社の企業が
不幸にも倒産している。1日あたり約23社の会社が消えていることになる。
しかし、生き残っていても約2/3の企業が赤字経営となっている。言いかえれば
倒産予備軍である。
残った黒字経営の企業は法人税を納めているが、国の税収入の15%前後と言われている。
国は防衛費増加分の一部を法人税の増税で算出を考えているようであるが、現実は厳しい
ものがある。法人税の増税によって、景気に水を差さなければ良いが・・・
法人税増税と賃金アップの両方を求められている企業経営者は、苦悩の毎日である。