「透明」に色付く現代社会
梅雨であることを忘れたような、異常なほどの暑い6月が全国各地で続いている・・
日本で最高気温は、2年前の2020年8月17日・浜松市で記録した41.1度である。
この調子でいくと、今年の夏にはこの記録を破るかもしれない。
一方で、日本で最低気温は、120年前の1902(明治)年1月25日・北海道・旭川で
記録した-41.0度である。
奇しくもこの日青森県で、あの八甲田山雪中行軍遭難事件が起こり、兵士210名中
199名が命を落としている。
この行軍は、当時のロシアが日本に侵攻してくることを想定しての、強行演習であった。
当時の地元村人が、異常な低温に危険を感じ、軍に中止を進言したが聞き入れてもらえなか
った。
そしてこの1年後には、実際に日露戦争が起きている。
異常気候と戦争(侵攻)は、科学では証明できない、何か結びつきがあるのだろうか ?
しかし、言えることは異常気象も戦争(侵攻)も、全て人間自身で起こしている。