初めて食した「チューリップ球根天婦羅」
東京・新橋を歩いていると「能登治」という蕎麦屋に偶然出会う。
昼食時であることと好奇心から、店に入ってみる。
このお店、今から約170年前の安政年間に、初代・七尾安兵衛が能登・七尾から
江戸に出て、現在の赤坂に「能登屋」として創業した歴史ある老舗蕎麦屋。
2代目治郎吉が明治初期に鉄道開通間もない新橋に、移転し現在に至っているとのこと。
陸蒸気を見たさに新橋を訪れる人も多く、商売は繁盛したとのこと。
2代目は時流を読む、経営センスが優れていたのかもしれない。
現在は、七尾信昭さんが6代目を継いでいる。
意外にも、都心の中で能登に出会った。