第3波の次は、キャンセル波
ピーク時には、1日40万人の新規感染者が発生していたインドで
7月以降1日当り100人を下回っている。
この感染者激減の要因は、抗体保有率が97%に達し、
インドの国民のほとんどが免疫を確保したことになる。
いわゆる「集団免疫」である。
確保したのは、ワクチンより「感染」によるものらしい。
但し、それで諸手を挙げて喜ぶわけにはいかない。
この抗体量がいつまで続くのか、新たな変異株が発生した場合効果があるのか、
疑問点は多い。
さらに、11月には「ディワイ」という大規模な宗教イベントがある。
再び感染拡大を招く恐れは十分にある。