優等生の台湾がピンチ
福島県相馬市は、市独自の集団接種をすでに終えた。
同市内の接種対象となる16歳以上
約3万人のうち、84%近くが2回のワクチン接種を完了した。
全国から注目されていた「相馬モデル」が、功を奏したようである。
相馬市は事前に16歳以上の市民に対して意識調査を実施し、
接種希望者を年齢や地区ごとに分けて接種日を指定し、
5月1日より市内2カ所での集団接種でスタートした。
また、市職員のワクチン接種後の
副反応の結果を公表し、
市民からの情報の提供も求め、
市民の不安を払拭し透明性を図った。
同市は今後、保護者の意向を調査の上、
夏休み期間中に市内の12歳~15歳の中学生に対し、
集団接種を行う予定である。
ワクチン不足が騒がれる中、自治体の知恵の見せどころのようである。